『田舎の地域でのアメリカ留学』

アメリカ留学というと思いつくのはどんなところでしょうか。TImes Squareのあるニューヨークシティ、Holleywoodのあるロサンゼルスなどなど、一般的には大都会での留学をイメージする方も多いかと思います。一方、「アメリカは田舎を見てこそアメリカだ」という人も多く、田舎を知ってこそ真にアメリカを知ると。というわけで、今回は田舎でのアメリカ留学についてその特徴、メリット・デメリット等を綴っていきます。
アメリカの田舎の特徴  
地域にもよるもののアメリカの田舎というのは周りに、小麦畑・とうもろこし畑、はたまた大草原が広がっているなど、日本の田舎と比べても格段に田舎です。一番近いお隣さんの家まで1kmも距離があるなんてことも。アメリカの巨大スーパーマーケットであるWalmartが近くにあるのはまだ本当の田舎町ではなく、小規模の町である証拠です。本当の田舎はWalmartにいくまでも20、30分車を走らせなければいけないのです。   
 
田舎に留学するメリット
    ・物価が安い
    ・人が優しい・穏やかな傾向にある
    ・キャンパスにいる時間が長くなるので学問に集中しやすい
田舎に留学するメリットとしては、大都市や中規模都市に比べ食品の値段が安かったり、アパートの賃料が安かったりと比較的お金を節約することができます。 またこれはデメリットの欄で述べますが娯楽が少なくなる傾向にあります。お酒を飲む学生はお酒代に一番使っているきがします。 田舎の人は性格が穏やかな傾向があり、ゆっくりとした牧歌的な生活を楽しんでいる人が多いです。昔であれば田舎の人は外国人に慣れておらず、町でアジア人を見るとびっくりしてしまうなんてこともありましたが、 グローバル化が進み、お年寄りまでスマートフォンを持つようになった現代では田舎の人でも外国人に慣れてきております。  
田舎に留学するデメリット
    ・娯楽が少ない
    ・車がないとどこもいけない
 デメリットとして、都市部に比べて娯楽が少なく、人によっては退屈に感じるかもしれません。関連して、電車・メトロがなく、あるのは市営バスのみで車がないとどこにもいけないということも田舎に留学するデメリットと言えます。車を持てば行動範囲が広がるものの、物価の安さにより抑えられた費用以上に逆に出費がかさんでしまうでしょう。    
田舎への留学が向いている人
アメリカの田舎への留学が向いているのは、学問に没頭して研究や論文を書くことなどに時間を取りたい方です。キャンパス以外何もないようなカレッジタウンの場合、必然的に大学内にいる時間が長くなり、担当教授と密な関係を築き、研究室にこもってラボ(Lab)に打ち込んだり、同じ専攻の友達と仲良くなったりなど学問に打ち込める環境が整っています。 もちろん、休日や一日の終わりにリラックスする時間なども同時に取ることもでき、ゆったりしながらキャンパス内の人と密な関係を築きたい人にはうってつけと言えます。 反対に田舎への留学が向いていない人は、都会でショッピングを楽しみたい人や、常に色々なところに行き動き回っていたい人などです。大規模の州立大学などは大きな都市にあることも多い傾向にあります。   
まとめ
    ・アメリカの田舎はお隣さんちまで距離が1kmなんてある本物の田舎もある
    ・田舎に留学すると物価が安かったり、心が暖かい人が多かったり、学問に集中しやすいといったメリットがある
    ・娯楽が少なかったり、車を持っていないと色々と遊びに行くのは大変といったデメリットがある
    ・学問に集中したい人や、キャンパスでの生活に重きをおきたい人には田舎への留学は向いている
    ・ショッピング好きの人や色々なところに足を運んで常に動き回っていたい人は田舎への留学は向かない 
  いかがでしたか。 4,000校もあるアメリカの大学から学校を絞っていくときには、自分が住みたい地域の人口規模・田舎度合いというのは非常に役立つ指標です。   是非、進学先をリサーチする際の一つの軸にしてみてください。  
ではまた。  
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