『アメリカ留学前に身につけておくべきパソコンスキル』

どうもこんにちは。アメリカに留学するにあたってコンピューターサイエンス(CS)専攻でなくてもパソコンのスキルは必要になります。昨今IT教育が義務教育や高等教育の中で盛んに進められていますが、まだまだコンピューターに慣れていない学生もたくさんいるでしょう(それが悪いというわけではありません)。では具体的にどのようなスキルがあるとアメリカ留学に役立つのか今回は紹介していきます。
 

 

英語でタイピング

アメリカに行くと日本語よりも英語をタイピングする機会が格段に増えます。普段キーボードで文字を打つ時には日本語を打つ方が多い方も、英語になると単語間に必ずスペース(space)キーを打たなければいけないなど慣れるまでに時間がかかります。
それでも膨大な量の英文を作成し、エッセイやレポートを作っていくことになるのでブラインドタッチは身につけておくべきスキルの一つでしょう。
 

 

Microsoft Office

最も有名なPCソフトウェアでもあるMicrosoft Officeのスキルは一定以上留学前につけておくと、渡米後に授業ですぐ使うことになっても対応できます。
特にWordPowerPointはどの授業でも課題のために使うことになるでしょう。WordはリサーチなどのAcadeic Paperやエッセイをするにあたって必須のソフト。
PowerPoint はプレゼンを作る際や資料を作る際に最も多く使います。授業でのプレゼンの数がとても多いアメリカですが、PowerPointを使う際にはなるべく情報を1つのスライドに詰め込みすぎないようにしましょう。プレゼンをする際に1つのスライドに情報が多すぎるのを教授たちは嫌う傾向にあります。見づらいのは嫌ですよね。
留学生も含めてFreshmanの生徒にはFirst Year Seminar(FYS)などの授業が必須となっている学校が多く、プレゼンの仕方などを授業の中で教えてくれたりします。教授も1年目の生徒はプレゼンの仕方やプレゼン資料の作り方がまだまだということを理解しているので怖がらずに色々と質問してみてください。 Wordであれば基本的な機能、例えば、目次、表・グラフ、図や画像・データの差し込み などは押さえておくと、いざ課題の制作で必要になった時に困らないと思います。 PowerPointであれば表・グラフ作成、図や画像・データの差し込み、図形(オブジェクト)の挿入と配置、アニメーションの活用__などは必須と言って良いでしょう。あくまでスライドはシンプルな方がよくデザイン性に凝りすぎるのもよくないので、アニメーションなどは最低限必要なところで活用するなど使うべき場所を心得るというのも大事なことです。 ではExcelのスキルは必須ではないのかというと、学んでおいた方が良いが全ての専攻の学生で使うかというとそうではありません。ビジネス系の専攻ですと、会計学の授業などで使うのを始め触れる機会は多い方ですが、アート系の専攻などではExcelを使って数字を打ち込むということもほとんどありませんから、Excelのスキルは必ずしも必要ではありません。とはいえ学んでおいて損はないと言えます。
主にビジネス専攻の学生が必要なExcelのスキルは四則演算、If関数、AND・OR関数、Vloolup関数、ピボットテーブル 、データの入力規則あたりです。ここまでマスターできれば大学で使うエクセルの範囲は大方カバーしているので苦労することはなくなります。
 

 

Google Drive

 
今やMicrosoft Officeよりも大学生にとって必須なのがGoogle Driveです。インターネット上で使えるWord・Excel・PowerPointとそれぞれ同様の用途のソフトである、Google Doc・Google Spreadsheet・Google Slideとったソフトは簡単に友達とシェアできるため、グループワークなどには大活躍です。 Google Driveでは基本的な操作はMicrosoft Officeのソフトと同じです。Googleのアカウントを持っていれば簡単にオンライン上でGoogle Driveを使えるので気軽に練習できます。 用途としてはGoogle Docでクラスメートと共同で文章等の課題を行う際、またGoogle Slideはグループプレゼンテーションの際に使用することができます。

 

+αで使えたらタメになるソフト

Adobeデザインソフト 特にアート系の専攻であれば、Adobe社が提供しているPhotoshopやIllustrator、InDesignといったデザインツールは使えるようにしておくと自分の表現の幅が広がります。 将来Webを使ってのITビジネスに興味がある人も簡単なチラシ・パンフレット作成をInDesignで行えたり写真加工やロゴ作成などもPhotoshopやIllustratorで行えると尚良しです。
現在Adobe系のソフトは学生なら月々2,000円以下くらいでクラウドベースのもの(Creative Clould)を購読して多くのソフトを使用することができるので、プラスアルファで学びたいという方は留学前に学んでおくのも良いかもしれません。あくまでプラスアルファだという認識で!
 

 

まとめ

いかがでしたか。アメリカに留学する際に一定のPCスキルは間違いなく必要になってきます。留学が決まってから余裕がある場合は半年前くらいから英語の勉強と並行してPCスキルも高めていくのが良いタイミングです。現在はYouTubeを始め様々な無料リソースでPCソフトの勉強ができるので是非独学でどんどん学んでみてください。もっとスキルを高めたい場合は留学後、コンピューター系の専攻の友達に色々と教わるのも良いと思います。 ではまた。
Amerism