『いつの間にこんなにヘルシーに? アメリカの健康志向-スーパーマーケット編-』
こんにちは。今回の記事ではアメリカの人々の健康志向について綴っていきます。
「どうせハンバーガーばかり食べてるんでしょ」や「ファストフードのドリンクの量が多すぎ!」と考えている方。アメリカの食文化も徐々に変わっています!
実は行ってみたら案外健康志向だったという意見もよく聞くほど、今アメリカは健康ブームです。では特にスーパーマーケットに焦点を当ててみていきましょう。
オーガニック食品が人気!
今、アメリカではオーガニック食品が非常に人気で、オーガニック商品を取り扱っているスーパーが増えてきています。
特筆すべきはWhole FoodsとTrader Joe’sという2大チェーンスーパーマーケットです。
Whole Foods
Whole FoodsはEC産業などのテクノロジー分野で世界を座棺するAmazonが2017年に買収したオーガニック食品・製品を中心に販売しているスーパーマーケットで、アメリカの家庭料理を変えていると言っても過言では無い企業です。本社はテキサス州オースティン(Austin)にあります。
Whole Foodsの特筆すべき点はたくさんあるのですが、いち消費者としての感想は、とても綺麗で清潔感のあるスーパーであることです。中に一歩足を踏み入れると、照明がとても明るくて遠くにどんな商品が置いてあるか見やすくなっています。また商品もとても綺麗に美味しそうに見えて、野菜や肉類などのコーナーは消費者の購買力をそそります。
地元のお魚屋さんなどがほとんどないアメリカでお魚が欲しくなったらWhole Foodsに行くことをおすすめします。
Whole Foodsの商品は他のスーパーの商品に比べると少し値段が高いですが、アメリカのいわゆる中流階級以上の人たちにはとても人気で、ベジタリアンやビーガンの人にも人気です。グルテンフリーの商品やGMO(遺伝子組み換え食物)が入っていない商品もあります。
Whole Foodsには店内にイートインやバーが併設されており、店内の冷凍食品を買った直後にすぐ食べれたり(電子レンジあり)、Amazon Prime Memberであれば割引されてる商品があったりと訪れるだけで楽しい作りになっています。
Trader Joe's
続いて、Trader Joe’sです。Trader Joe’sの本社はカリフォルニア州ロサンゼルスの近郊のモンロビア(Monrovia)という町にあります。特徴としてはまずオーガニック製品がとても安いことです。
Whole Foodsよりも全体的に商品の値段が安く、店内はそこまで大きくないので周りやすいです。
お肉は売っているものの、すべてパック詰めされてるので欲しい分量を注文することはできません。お魚は冷凍のもののみです。Trader Joe’sは冷凍食品が充実していて、日本人好みのJapanese Fried Riceはヒジキの入っている混ぜご飯で$3しないくらいで1食買えるので(アメリカでは安いほうです)、時間がない時などはよくお世話になっていました。
Trader Joe’sにはイートインなどはないものの、コーヒーの種類が多かったり、パスタ麺が$1だったりと安価で色々なオーガニック商品を扱っているのでWhole Foodsとの差別化をうまくしています。
オリジナルのエコバッグも人気で、日本からの旅行者のお土産としても名高いです($3〜$5くらい)!
今でもWalmartなどの食品コーナーで大量に食べ物を買うという文化がある一方、こういった新興スーパーマーケットが台頭してきたことで、徐々にアメリカの人の食のスタンダードが変わってきていることは間違いありません。
アメリカに留学したり、ホームステイをしてアメリカの人の家庭を覗く機会があったら是非どこのスーパーで食品を勝てるかなどに注目してみても面白いかもしれませんね。
アメリカの健康志向-ジム編-もよければどうぞ。
ではまた。
Amerism