『図書館はあなたの留学生活の相棒!アメリカのLibraryとは』

こんにちは。アメリカに留学する際、色々楽しみたいことはもちろんですが、勉学が最も大事な要素であることは言うまでもありません。そんなとき学校内外にある図書館(Library)は必ずあなたの助けになってくれるでしょう。 今回はそんなアメリカの図書館について焦点を当ててお話しします。

アメリカの図書館概要

【大学内の図書館】
アメリカに留学した際、大学(院)やコミュニティカレッジであれば必ずキャンパスにあるのが図書館です。アメリカの図書館はどこの学校でもすごく綺麗で整備されています。フロアーも小中規模の大学で3階から4階建て。大規模の大学になるとそれ以上高いこともあります。
これは図書館の中にも様々な教室や教授のオフィスが入っているため複合型だからです。アカデミックペーパー(論文)やレポートを書くのを手伝ってくれるWriting Centerも図書館内に大抵の場合設置してあります。
学生はもちろん、近隣の住民でも気軽に使うことができます。図書館に入るためにIDが必要な学校もあればない学校もあります。もし鍵がかかっている場合、学生の内に1度はIDを忘れて図書館に入れなかったという経験をするでしょう笑。
大学内には24時間エリア(24 Hour Area)というゾーンがあり、IDさえあれば24時間入れるので、夜遅くまで図書館を利用したい場合などはとても重宝します。24時間エリアは大学であれば大抵設置してあり、留学生にはなくてはならない場所です。課題の締め切り前は留学生だけでなく現地の学生も24時間エリアに篭ります。
個人で集中して勉強したい場合はもちろん、クラスの人とグループワークの課題を共に行なったり、チューターとあったりする際も図書館の利用をします。図書館でよく会う他の学生とも仲良くなることもあります。特によく24時間エリアで深夜遅くまで勉強している際、他にも同じような状況の学生とは「あなたも頑張っているね」なんて会話も生まれます。
 
【キャンパス外の図書館】
アメリカのいわゆる町の図書館は日本の市営の図書館などを知っている方からすると、驚くほどに綺麗です。さらに設備も充実しています。市民が使えるデスクトップパソコンも何台も置いてあったり、無料のWifiも完備され、ソファー席など一日時間を潰すこともできる充実した環境です。CDDVD漫画までも置いてあり借りることもできます。
日本の漫画は得に人気です。休日の昼間の図書館はとても混んでいて子供からお年寄りまで様々な年齢層の人たちが図書館で時間を過ごしています。大きめの図書館であれば中にStarbucksなどもカフェも併設されています。セミナーなども開催されることがあり町の図書館は圧倒的に日本のものより進んでいます。
営業時間は朝9時頃からよる8時・9時くらいまで
こちらはシアトルにあるSeattle Central Libraryですが大きな窓でとてもモダンな作りになっています。
大学内外に関わらず、オーディオブック電子書籍を借りたりすることもできます。図書館のデータベースサイトが充実しており様々なカテゴリーで検索をかけることができるので、あなたの興味のある本を探すこともできます。日本の作家の英文バージョンなども見つけることができ、英語の学習にもぴったりです(日本の本は地名などがわかりやすいので英語で読んだ際にも洋書よりもストーリーがイメージしやすい)。
このような現地での英語学習の仕方についてこちらの記事でも紹介しております。

図書館利用の際に気をつけるべきこと

【自分の持ち物を置きっぱなしにする】

大学内では大学生利用が多い一方、公共の図書館は不特定多数の人が利用し、中にはあまり身なりがきちんとしていない方もいます。トイレに行くために席を離れる際も席を確保し続けたい場合は取られてもいいようなタオルなどや図書館の本を置いておくのが良いでしょう。くれぐれも自分のパソコンなどを置いておくのは控えてください。
 
【館内でのみ利用可能な本を持ち出さないようにする】

大学内の図書館や公共の図書館には歴史的な文書が所蔵されていることがあり、館内でのみ利用可能と示されていることがあります。そういった本を外に持ち出してしまうと犯罪として扱われてしまうことがあるので気をつけましょう。
 

まとめ

・アメリカでは学校内外の図書館もとても綺麗
・大学の図書館にはWriting Centerが入っている
・大学によってはIDが必要
・大学の図書館には24時間エリアが設置されており、IDを持った学生なら24時間使うことができる
・公共の図書館には本に加えてDVDやCD、漫画も貸し出している
・公共の図書館にも無料のWifiが飛んでいたりデスクトップのパソコンを利用することができる
・席を離れる時は貴重品、ノートパソコンなどを置きっぱなしにしない
・館内のみで閲覧できる資料もあり決して外には持ち出さない
いかがでしたか。アメリカの図書館は非常に充実した空間で、集中して勉強をするのはもちろんのこと、ゆっくり読書をしたり椅子に座ってコーヒーを飲みながらゆっくりすることもできる憩いの場的な場所にもなります。
是非図書館を利用することを楽しんでみてください。
ではまた。
Amerism