『アメリカで銀行口座を開設!何が必要?』

こんにちは。アメリカに留学や就職、または駐在で行く場合必ず必要になってくるのが銀行口座です。 一番大事なものですが到着したばかりで色々とやらなければいけないこともあって大変という方に、アメリカで銀行口座を開く際に必要なもの、または口座の種類などについて簡単に説明していきたいと思います。

口座の種類

アメリカの銀行口座の種類は主に2つで
    Checking Account
    Saving Account
です。
Checking Account(以下Checking)は日本の当座預金口座と似ていて普段のお金の引き出しや預金、小切手の振り出しに使います。金利はつきません。
Saving Account (以下Saving)は預金用の口座で金利がつきます。しかし、預金用の口座であり、引き出し回数は月6回までという制限があります。7回目以降の引き出しには手数料がかかります。またSavingからCheckingへの資金を移動することも引き出し回数にカウントされますので気をつけましょう。
以上のことからCheckingは普段の生活用Savingは貯蓄用と考くておくと簡単です。Savingには一定の資金を入れておかなければならず、いくら以上というのは銀行によってまちまちです。 アメリカのメガバンク口座は特に口座維持手数料がかかる場合が多く、口座を持っているだけで毎月$10ほど手数料を取られます。この口座手数料は銀行によっても違いますが、口座に1,500ドル以上毎日資金を保持していればこの毎月の手数料が免除されたりします。
一方、いわゆる地方銀行には口座手数料がかからないところも多く、利便性ではメガバンクには勝てませんが、手数料の面で優遇を受けられたりします。学生の場合、こういった口座手数料が免除されるメガバンクもあります。

口座解説に必要な書類

アメリカで銀行口座を開くときに必要な書類は学生と就労者とで多少違います。 学生の場合 * パスポート+学生ビザ * I-20 * I-94(印刷したもの) * 住所を証明できるもの(I-20にも記載されるがアパートなど契約する場合はその公共料金支払い証明書など) * ソーシャルセキュリティーナンバー(持っていれば) * 学生証 * 初回入金費用 就労者の場合 * パスポート+就労ビザ * EADカード(Employment Authorization Document) * 住所を証明できるもの(アパートや家の公共料金支払い証明書など) * ソーシャルセキュリティーナンバー * 運転免許証やステートID(持っていれば) * 初回入金費用 学生でも就労者の場合でもビザ入りのパスポートや住所を証明できるものが必要になるのは変わりません。また就労者の場合は必ずソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)が必要です。就労するためにはビザとSSNが必要のため、銀行口座開設時にそれを求められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アメリカの銀行口座を開設することは学生なら学費を支払うことや、就労者の場合給与の受け取りなどに必ず必要となるので現地に着いたら早めに済ませたいところですね。
小規模の大学に通う学生の場合、留学生用のオリエンテーションで留学生事務局(International Office)のスタッフが銀行に一緒に同行して留学生みんなで銀行へ行くという場合もあります。 ではまた。
 
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