『アメリカ留学に車は必要?』
こんにちは。アメリカって広くて車社会というイメージがありますよね。
「車ないと生きていけないよ」という意見をよく耳にしますが本当に車がなければアメリカで生きていけないのでしょうか?
今回はこの質問に私なりの意見を実状に踏まえつつ述べていきたいと思います。
田舎すぎるのであれば車を持つことを諦めてキャンパスに引きこもっていた方が良い
当時私がアメリカの大学に入学する直前に自分の大学と同じ州内にあるド田舎にある大学で5週間ほどアメリカ留学直前プログラムということで研修プログラムのようなものに参加しました。
その5週間、特に平日はキャンパスにこもって朝から夕方まで授業を受けての生活をしていました。もちろん車は持っていないですし、アメリカに来たばかりで頼れる友人もいません。そこは車を持っていたとしても近くの都市までちょっとした買い物をしに行くのでも2時間かかるというような立地でした。結局キャンパスに残って私と同じように直前プログラムに参加した日本人の方や現地の大学生とスポーツをしたりしていました。
今にして思うとあれだけ田舎に住んでいたら、車を持っていても色々と不便で、それならばキャンパス内に「ひきこもって」ネットショッピングに頼ったり、しっかりキャンパス内で友達を作ってたまーに一緒に買い物に連れてってもらう程度でもいいなと思います。
もちろんせっかく留学に来たからには色々とアメリカを回ってみたいと思うのも当然ですので、そういった方は車を持つことで見える景色もたくさんあります。田舎に住むとやることがなくなって本をたくさん読むようになるというの間違っておらず、田舎に住むメリットでもあると思います。
中規模都市の場合車はあった方が便利
中規模都市の場合車はあった方が便利
今度は中規模都市ということですが、中規模とはどれくらいかというと人口が30万人から60万人はいるような都市で、都会なので色々と遊ぶところはあるものの、公共交通機関がバスしかないというようなところです。
私が以前住んでいたオクラホマ州 (Oklahoma)のTulsa (タルサ)という都市は、オクラホマシティに次ぐ州内第二の都市にも関わらず小規模でこじんまりとした都市でした。人口も40万人ほどで、モールがあったりダウンタウンや大きな公園があったりそこそこ娯楽もある都市でしたが、電車などはなく、最初は1時間に2本くらいしか来ない市内のバスを利用していたこともありました。
しかし結局途中で車を買うことになりました。
この経験から中規模の都市でそこそこ娯楽などがあるのであれば、車はあった方が便利であると感じました。
大規模の都市なら車はなくても大丈夫
では最後に大規模の都市での車事情を話すと、大規模の都市なら車はなくても十分行動範囲は広がります。
大規模の都市とはいわゆるニューヨーク州のマンハッタン内や、ワシントンD.C.、マサチューセッツ州のボストンなどの電車網がしっかり発達しているところです。こういった都市であれば車がなくても十分市内で遊べる場所があったり、長距離バスが乗り入れているので他の大都市にも行きやすいです。逆に車を持っていると渋滞で大変ということもあります。
さらに、近年UberやLyftなどの安価なタクシーサービスが広まっているのも大規模の都市で車を持たなくても良いことを後押しします。
大規模の都市の中には電車網が全然発達していないような大都市 (例えばカンザスシティやコロンバスなど)もあるので、留学する前にきちんと調べて車を持つか持たないかは事前に決めるのが最善です。
まとめ
・ド田舎->車を持つことを諦めてキャンパスに引きこもる
・中規模都市->車を持った方が良い
・大都市->電車網の発達している都市であれば車はなくても大丈夫。それ以外の都市はを持った方が良い。
私の主観も一部まざってあり、大都市であってもど田舎でも中規模でも、車があれば便利なことには変わりないので、一度はしっかり熟考すべきです。
車を持つとそれに伴うコスト (保険、ガソリン代等)も必ずかかってくるので、そことの兼ね合いを考慮しつつ、この記事も参考にしていただけると幸いです。
その他アメリカの交通機関情報に関してはこちらから。
ではまた。
Amerism