『アメリカ50州網羅!-アラスカ州編-』

こんにちは。皆さんはアラスカと聞くと何を思い浮かべるでしょうか。おそらく大半の人が「寒い」か「オーロラ」だと思います笑 留学しようと決意した時にアラスカに留学しようと思う人はどれくらい多いかわかりませんが、大自然を感じたい人にはとても向いている州です。今回はそんなアラスカの魅力を留学という視点から紹介していきます。
 

 

アラスカ州の紹介

まずはアラスカ州を地理的観点から見てみましょう。まず州の総人口ですが、約73万人の人が住んでいます。そのうち最大としであるAnchorageには州全体の約40%が住んでいます。州都はアラスカ東部の都市 Juneau(ジュノー)です。
アラスカは土地があまりに余っています。どれほど余っているのかというと、土地1平方マイル(1.6km平方)あたりに人が1人しかいないという計算です。平均して、自分の周囲1.6km以内に誰もいないという計算ですから相当人口密度が低いことがわかります。
アラスカは高緯度に位置する州なので、日照時間が季節によってかなり違います。夏は夜の時間が2、3時間ほどしかなく「日中」太陽のでている時間がとても長いです。ずっとBBQできますね笑。
反対に、冬はご存知の通り氷点下-40℃にもなるほど寒く、日照時間が2、3時間ほどになります。1日を通してほとんど暗いので、気分が落ち込みやすくなるという話も。アラスカに来る時点でこういった特殊な気候条件は覚悟しなければなりません。 オーロラが見えやすいシーズンは秋から冬にかけての夜が長い時期に、雲がなく晴れていると見えやすくなります。 (参照:node.data.uri)  

アラスカの大学

アラスカには4年生の大学は主に3つしかありません(わかりやすいですね笑)。それも全て公立のUniversity of Alaskaです。
University of Alaska, AnchorageUniversity of Alaska, Fairbanks, University of Alaska, Southeastです。
いわゆるアラスカの3大都市であるAnchorage、Fairbanks、Juneauにそれぞれ位置しています。学生数はそれぞれ約15,000人、8,000人、3,000人です。University of AlaskaはFisheries(漁業)Marine Biology(海洋生物学)といった海に関係する学部だけでなく、EducationBusinessといった一般的な学部もあります。ユニークな学部はNative Alaskan Studyなどのアラスカ先住民に関する専攻やArctic and Northern Studies(北極地方学)などの専攻です。
他のアメリカの大学ではなかなか経験できない環境の中で学ぶという点で、Environmental Science(環境科学)などの専攻も「地の利」を生かしてユニークな学びを得られるでしょう。
その他、アラスカの各地域にCommunity CollegeやUniversity of Alaska, Anchorageの真隣にAlaska Pacific University(学生数やく500名ほど)という小さなリベラルカレッジもあります。 また地域的に通うのが難しい、または遠く離れすぎているというのでUniversity of Alaskaのオンラインプログラムで学位を取得する学生もたくさんいます。

アラスカの有名なもの

食べ物
サーモン(Salmon)
アラスカは海が近くにあり、特に美味しいサーモンがよく取れ有名です。焼いてレモンとバターをかけたスモークサーモンは絶品です。
ハリバ(Halibut)
ハリバは白身魚でサーモンよりももう少しリーズナブルな値段で食べられるお魚です。ハリバはフライにして食べることが多く、さっぱりした味が特徴。またアラスカで取れるハリバには身が大きいものが多い。
トナカイの肉(Reindeer Meat)
トナカイの肉もアラスカならではといえるでしょう。味は牛に似ている味がして、とても美味しいです。
 
マクタック
マクタックはイヌイットの民族料理で、鯨の皮と脂肪を凍らせた料理で、かなり固いのが特徴。味はあまりおいしいとは感じられないかもしれないですが、民族料理ということで機会があれば一度挑戦してみてはいかが。
オーロラ
前半でも述べましたがアラスカでオーロラを見るのは秋・冬の日照時間が短い季節の、晴れた夜12時過ぎ以降が良いでしょう。
オーロラは太陽から発せられた太陽風が地球の磁場に衝突して南極と北極方向に分かれます。その分かれた太陽風から少量が局地の方に吸い込まれていき、地球の待機と衝突して光エネルギーを発します。この光エネルギーがオーロラというわけです。 オーロラを見るのならAnchorageでも見えますが、一番観測しやすい場所は第二の都市であるFairbanksです。毎年冬の時期には極寒にも関わらず、多くの観光客がオーロラをお目当てにアラスカを訪れます。
国立公園
アラスカはその雄大な自然を感じられる国立公園がたくさんあります。AnchorageとFairbanksの間にそびえるDenali National Park(デナリ国立公園)はとても有名で、そこには数々の動植物が生息しています。オオカミやヤギ、トナカイやクマなど正直出会いたくないような動物たちも生息しています笑
Kenai Fjorde National Park(ケナイフィヨルド国立公園)もDenaliと同じくらい有名でAnchorageの南東に位置しています。氷河が見えることで有名で氷河を見るのに船で行くツアーもあります。ツアーの最中にアシカやクジラなどに遭遇することも。
  犬ぞり 犬がソリを引いて人間を乗せて滑ってくれる犬ぞり(dog sledding)もアラスカでとても有名な「アトラクション」です。犬ぞりはツアーが組まれていてアラスカの観光ビジネスの一つでもあります。  

 

まとめ

アラスカで留学するならやはりその自然を楽しみたいものですよね。あまり一般的な留学先として挙がらないアラスカですが、自然が好きな人、海洋学や天文学が好きな人などそのユニークな土地柄を生かせる専攻だとなおオススメな留学先であると思います。 もちろんアラスカに行くことになれば寒さ対策など必要なのである程度の体の強さはあったほうがいいと思います。 是非ラストフロンティアと呼ばれているアラスカで有意義な留学生活を送ってください! ではまた。
 
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