『アメリカ留学のメリット・デメリットとは?』

こんにちは!今回はアメリカ留学を志す人や、他の国への留学も選択肢にいれてる人のために「アメリカ留学のメリット・デメリット」について綴っていこうと思います。 
 

 

アメリカ留学のメリット

 
1.コミュニケーション力が鍛えられる

アメリカの人たちはとにかくおしゃべり。夕飯の買い物をしに行ったスーパーでのちょっとした待ち列で「友達なのかな?」と思うくらいの赤の他人が同士がおしゃべりしている光景はアメリカのどこの地方に行っても見られます。これはビジネスマンは元より社会人になった時の「雑談力」を高める最高の訓練になります。アメリカに行ったら赤の他人とのちょっとした雑談もあなたのコミュニケーション力を高めてくれる最高の「ツール」になります。
さらにアメリカの人たちには自分を一番大事にし、積極的に自己アピールしていく文化があり、プレゼンテーションがとても上手だなといつも感服します。TEDトークなどでもアメリカ出身のプレゼンターのお話に面白いものが多いのは、こういった文化的背景が大きいと思います。

 

2.成熟した多文化社会

アメリカは「Melting Pot (人種のるつぼ)」と言われるように、異文化・異人種の人たちが上手く共生して生きている国です。移民や人種に関する問題は未だにある一方、多くの場合外から来る異文化を持った人々に対して寛容的で、慣れています。さらに、そういった異文化・異人種の人たちからもたらされる技術や文化をうまく取り入れて、世界一の経済大国に発展してきました。2019年現在、アメリカのシリコンバレーを始め、新しいテクノロジー技術が生み出されているのも成熟した多分化社会が背景にあります。
こうした多分化社会で行きていくことは最初はびっくりしてしまうようなことも沢山ありますが、アメリカに行って様々なバックグラウンドを持った人と交流することで、あなたの知らない多くの文化にふれあうことができます。
先住民を始め多種多様な独自の文化を持った人たちと交流する機会は貴重です。

 


3.大学(院)で学べる学問分野が豊富で、学びたい分野がわからなくても良い
もしあなたが海外での大学(院)へ留学したいと考えているのなら、アメリカは多くの選択肢を与えてくれる国です。アメリカには4,000を超える大学があり、選ぶには大変なほど選択肢の教育機関があります。学生数1,000人を超える小規模の大学から、大学院も併設されている40,000人を超える「マンモス校」まで。 大規模の大学の中には日本では学べないような学問領域もあります。例えばカジノ経営学(casino management)や自動車デザイン学(automotive design)など。
これを掘り下げていくと、これだけ多くの学問領域があり、学びたい分野を変更したい学生のことにも配慮して、大抵の学校では大学2年生の終わりまでは専攻を決めなくてもよいという特徴があります。私が見てきた日本人留学生の中に現地の大学に入学して実際に学び始めてから他の専攻に変えた人も多くいます。

アメリカ留学のデメリット

今度はアメリカ留学をするにあたっての考慮すべきデメリットについて書いていきます。
 
1.物価が高い

なんといっても物価が日本に比べて高いです。スーパーマーケットで買える食品・日用品は日本のそれよりも高いです(フルーツなどは安い)。そのため、留学してはじめのうちは色々試してみたいという気持ちで沢山買い物をしていた留学生も、半年もすれば節約するようになります。ある意味自分の「財産」をうまく管理する能力がつくという点ではいいかもしれません。
それを踏まえても、家賃や日用品などの生活費にかかる費用はデメリットと言わざるを得ません。


 

2.就職のための就労ビザの入手困難

アメリカでの学生ビザを使って渡米した留学生が留学生活が終わりに近づくにつれ、卒業後の進路について直面します。アメリカで働くか日本で働くか。実際そういった選択を迫られた日本人の留学生の多くが日本で働く道を選びます。なぜかと言えばアメリカでは就労ビザの入手が他の国に比べて困難だからです。2001年に起きた9.11事件後外国人に対する就労ビザの入手に厳格なルールと制限をかけました。
しかし、絶対にムリというわけではありません。OPTという学生ビザの身分で卒業後数年働ける制度を使ったのち、就労ビザを取得している日本人の方もいます。 就職を見据えてのアメリカ留学に関しては下記の記事に載せてますのでよければそちらもお読みください。
ではまた。
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